YAMAHA GT50 MINI TRAIL (1979) 3M7

2014年6月現在

通称ミニトレ。FT1を始祖として、モンキーよりも一回り大きい、トレッキングもこなせる小型レジャーバイクとして
1970年代に一時代を築いた機種で、この系譜はホンダのエイプに受け継がれた。
2ストロークエンジンだが小型で扱いやすい。
自分が手にしたのは1979年製の3M7で、CDI点火になる前のモデルだ。
当然ポイント点火だが、動作に今のところ不足はない。問題は6Vの電装で12Vほど明るくないので視認されにくいことか。
まあ、某ヤフオクでリサイクル屋から買ったもので、エンジンは実働だったがガワは酷い有様で2年かけて修復作業をした。
まだ作業道半ばではあるが。
でもヤマハのバイクってデザインいいよね。

レストアコンテンツ

2013年3月 レストア前

総評

ドノーマルのチャンバーなのに、
2st特有のけたたましい排気音と煙をまき散らしながら、70km/h超を叩き出す「小さな巨人」
所有しているほかのバイクよりもうるさいので最近はあまり乗らないが、「ミニトレ様」と呼んでいる。
キャンプする際に、ハイエースみたいな車に搭載して現地展開できたら面白いだろうね。

長所

2ストローク
・小型なのでコーナリングが楽しい
・悪路でも遊べる
・メンテナンスが簡単
・パーツがまだYAMAHAから出る(出ないのはオイルポンプ、ブレーキケーブルなど)
・同時代の車種からの部品流用が可能(TY50のスイッチボックス、ポッケのピストン、ウインカーなど)

短所

2ストローク
・パワーバンドが短すぎて頻繁なシフトチェンジをしなくてはならない。
 ガチャガチャ操作するのは好きな方だが、50ccという限られた排気量の中で、このマシンを使いこなすにはひたすらシフト操作をしなくてはならず、さらに5速ミッションのため、街乗りではかなり苦痛を伴う
・基本的にはレジャーバイクなので積載性は皆無
・電装が6vなのですぐバッテリーがあがる。あとポイント点火式(これは当時物のCDIが走行中壊れる可能性を考えると、かえって利点でもあるが)

レストアにおける部品などの問題点

・この型式から車体がややサイズアップした為、フレーム周りの部品に於いては、2A3以前のものと互換性がないパーツが多い。特にリアブレーキ回りの部品は入手がやや困難。特に顕著なのはトルクロッドとスイングアーム。

・アクセル、ブレーキワイヤーもそれまでの型と互換性がない(長さが足りない)。ヤマハにおいてもパーツは絶版のため、ワンオフで作ってもらうしかない。

ブレーキワイヤーは制作してもらいました。こちらで入手可能。

・かつてはフロントフォークも入手困難であった。レストア作業当時はヤフオクでも錆びた商品の出品しかなかったので、再メッキに出したが、今はダートバイクプラスで代替品が出ている。

性能諸元

エンジン:空冷2サイクル・リードバルブ単気筒
排気量:49cc
最高出力:5.0ps/8,000rpm
最大トルク:0.47kg-m/7,000rpm
ミッション:リターン式5速
全長/全幅/全高:1,675/705/940
タイヤ:F・2.50-15 R・ 2.75-14
燃費:80km/L
備考:モノクロス・サスペンション装備